ねこのおままごと

手作りおもちゃと猫とこども

こぶまきのこと

こぶまきの病状がさらに悪化しました。

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先週の金曜日、朝から餌を食べず吐いてしまったので15時に病院に行きました。

最初、吐いたのは一時的なものだろうと言われたのですが血液検査も行いました。

腎臓や免疫のお薬をあげて2週間経ち、少しでも良くなってるんじゃないかと期待して結果を待ちました。

結果は悪化していました。

 

前回の検査でギリギリ正常値に戻っていた値が軒並み異常値になっていて、一番良くなって欲しかったALBの値は変化なし。

貧血や腎臓の値が悪く、白血病の進行が先生が想定したスピードよりも早く進行しているのがわかりました。

先生からは「厳しい戦いになるね」とだけ言われ、呆然としながら帰宅しました。

「一緒に春を迎えられるのかな」とぼんやりと思いました。

 

翌日土曜日、今日も朝からご飯を食べてくれなかったので病院に連絡しました。

「昨日吐いていたので胃腸の調子が悪いのかな?胃腸に関しては一時的なものかな?」そんなことを思いながら先生に伝えたところ、「もう食べれなくなっててもおかしくない。難しいところまで来ている。美味しく食べられるものをなんでも食べさせて」と言われました。

そんなこと想像もしていませんでした。

 

8月に夫の実家に行った時、「実家の猫は甥っ子よりも人生の先輩なんだよ」なんて話を聞いて、「こぶまきもこれから産まれてくる我が子のことをずっと見守ってくれるといいな」なんて話していました。

9月の頭に白血病が陽性だと分かってショックを受けた時、「白血病を発症しないで人生を終える猫もいる。希望を持っていこう」と夫が言ってくれて前向きになれました。

9月の末に白血病を発症していることがわかった時は「やることは変わらず、こぶにとって一番いい環境を作ること。治療を頑張れば2〜3年は一緒に生きられるかもしれない」と自分を鼓舞しました。

先週の金曜日に血液検査の結果を知り、「もしかしたら春を一緒に迎えられないかもしれない」と呆然としました。

まさかその翌日に「出産のための入院中に、私も夫も居ない家で、一人ぼっちで旅立ってしまったら」なんて想像することになるなんて思いませんでした。

 

たった1ヶ月でこんなことになるなんて。現実を受け入れられず、とにかく泣いてしまいました。これから出産することが嫌になり、後悔しました。

 

ですがありがたいことに、力強い言葉や行動で励まして一緒に頑張ろうと言ってくれる夫と、子供が産まれた直後にも関わらず出産時の日中にこぶまきの様子を見るよと言ってくれる姉夫婦のおかげでなんとか立ち直れました。

何より、こぶまきがいつも通りわがままにマイペースに私たちと一緒にいてくれるのを見て、これから辛いことがたくさんあっても頑張ろうと思えました。

 

とりあえず今は出産に全力を尽くします。

私と夫とこぶまきと、そして産まれてくる我が子と一緒に、少しでも長く幸せに暮らしていけるよう頑張っていきたいです。

これからも一緒に居ようなこぶ。

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ちなみにお高いテリーヌを与えたところモリモリ食べていました。

もしかしてグルメ猫になっただけだったのか...?

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