こぶまきのお薬事情
こんにちは、こぶまきです。
最近人間どもがクソまずい食べ物や飲み物を与えてきやがります。断固として拒否しているのですが、あまりにも必死で与えてくるので最近は少し妥協して食べてやってます。
今日は絶対に食べたくないものと食べてやっても良いかなと思えたものを紹介したいと思います。
人間と猫の争い
飼い主のゆうきです。
こぶまきにお薬をあげ始めて2週間が経ちました。薬は粉・液体・錠剤の3種類を与えているのですが、本当に飲ませるのに苦労しています。
なんとか飲ませる方法が確立できてきたので、今回は2週間の奮闘を書いていきたいと思います。
⚫︎液体のお薬 (セミントラ)
慢性腎臓病のお薬です。
圧倒的に飲ませやすく、初日からほとんど失敗せずにあげれています。
【飲ませ方】
・1人が猫を全力で抑える
・もう1人が注射器で薬を口の間から注入する
・空きっ腹に入れると吐いちゃうことがあるので何か食べさせてから飲ませる
この方法で特に問題なく飲んでくれます。
唯一心配なのは、出産で入院している期間に夫1人であげれるのか...ということですね。なんとか頑張ってもらいたいです。
腎臓の薬が飲ませやすいもので本当に良かった… animal-health.boehringer-ingelheim.jp
⚫︎粉薬 (ミコフェノール酸モフェチル)
免疫のお薬です。
2番目に飲ませやすいですが、朝晩飲ませないといけないので大変です。
【試行錯誤の記録】
・食べ切れるようにスプーン1杯程度のウェットに混ぜて食べさせる→数日で薬が混ざってることに気がつき、全く口をつけなくなった。薬に気づいてしまうと、その後どれだけウェットの分量を増やしても食べてくれない 失敗
・チュールを袋から出して薬を混ぜてあげる→スプーンで与えられる食べ物に不信感を抱くようになり、見向きもしてくれない 失敗
・薬を少量の水に溶かして注射器で与える→押さえつけられないくらい暴れる。口に入れても飲もうとしないし、なんとか飲ませても吐き出してしまうことが多い。猫も飼い主もストレスが溜まる 失敗
・猫がお腹が空いているタイミングを狙って、ウェットのパウチ1/2に薬を混ぜる→味が分からないのか食べてくれることが多い。単純に量が多くて食べ切らないこともよくあるが、そのまま餌入れに置いておくとゆっくり食べてくれる 割と成功
現在は一番下の方法で食べさせています。成功率は体感7割ですが、猫にも飼い主にもストレスが少なく一番続けやすそうです。
⚫︎錠剤のお薬 (クロピドグレル錠)
血栓ができるのを防ぐお薬です。
飲ませるのが圧倒的に難しく、今も飲ませ方がしっかり固まってません。助けてほしい。
【試行錯誤の記録】
・潰して粉状にしたものをウェットやチュールに混ぜる→速攻で気が付かれ一切食べてくれない。不信感を抱かれ、数日間何も入ってない餌の食いつきも悪くなった 失敗
・チュールビッツというお菓子に入れる→初日は食べたが二日目から食いつきが悪くなった。錠剤が入ってることがバレると何も入ってないお菓子も食べなくなる 成功率は3割くらい
・グリニーズお薬サポートに挟んで食べさせる→一口も食べない。薬が入ってるかどうかとか以前に、食べ物と認識してない可能性すらある 失敗
・錠剤そのまま舌の奥に置いて口を閉じ、隙間から水を入れて飲ませる→断固として口を開かない。無理やり開けるとかなり強く噛まれる。なんとか飲ませられたと思って猫を解放すると、実は飲み込んでなくて口から吐き出しダッシュで逃げる 失敗
・粉状にしたものを水に溶かし注射器で飲ませる→大暴れ。噛まれるし引っ掻かれるし、どうやっても抑えられない。なんとか飲ませたが後から全部吐いてしまった。抑えるのに力を使いすぎて、人間は翌日筋肉痛になった 失敗
・・・・・この2週間の試行錯誤で分かったことは、確実に猫に錠剤を飲ませるのは不可能ということですね。どれだけ手を尽くそうと、時間をかけようと、無理な日は無理でした。
なので現在は、一番成功率が高かったチュールビッツを使って食べさせています。
とは言っても成功率3割では流石にダメなので、少しでも成功率が上がる食べさせ方を日々模索し、今は5割くらいの確率で食べてくれるようになりました。やはりチュールは神。
圧倒的感謝 item.rakuten.co.jp
こぶまきとお薬の今後
あまりにもお薬を飲ませるのが大変で嫌になる日もありますが、やはり効果は大きいです。
薬を飲ませて1週間経った先週の土曜日に改めて血液検査をしましたが、前回の結果と比べて基準値内に収まっている項目がかなり増えていました。(どれもギリギリではありましたが...)
一番改善してほしいALB(血中のタンパク質の1つ)はまだかなり低いですが、回復傾向にあります。
これからもこぶまきと一緒にいるためには、毎日のお薬が必須になります。金銭面での負担は避けられないですが、薬をあげるのにかかる時間や手間を少しでも減らして、猫も人間もストレスなく過ごせるように頑張っていきたいです。
今日も世界で一番かわいい猫です。これからもずっと一緒にいてくれ...。