クッキーのコイン落とし作ってみた
こんにちは、ゆうきです。
今回はクッキー型のコイン落としを作ってみました。
制作過程の写真もあるので、良ければ見ていってください。
●コイン落としってどんな遊び?
コイン落としと聞くと、水槽の中においてある小皿に向かってコインを落とすゲームをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
今回作るのはこのようなコイン落としではなく、赤ちゃんの知育おもちゃとしてのコイン落としになります。モンテッソーリ教育の教具としてもよく用いられているみたいですね。
遊び方は「コインをつまんで穴の中に落とす」というシンプルなものですが、これに夢中になる時期がある・・・そうなんです。
以前0歳児用のおもちゃとして作った『カービィのぽっとん落とし』の応用にあたり、こちらは1歳半ごろから使えるおもちゃになります。
カービィのぽっとん落としはこちら yuki-kobumaki.hatenablog.com
コイン落としは楽しいだけでなく
①手や指先の動きが発達する
②観察したり考えたりすることで集中力が身につく
といった効果があるらしく、これは作らねばと思った次第です。
『コイン落とし』というくらいですから、市販の貯金箱とコインを用意すれば十分遊べるのですが、どうせだったら可愛いものにしたいと思い『クッキー落とし』にしてみました。
【クッキー落とし作ってみた】
●材料
・フェルト
・刺繍糸
・透明糸
・プラ板
・空き缶(タッパーなどでも可)
・ビニールテープ
フェルトの細かい色にこだわらなければ全て100均で揃えることができます。
まずはフェルトを作りたいクッキーの形や模様に切り抜きます。
シンプルな丸のもの、正方形のもの、花のような形のもの、ハートの形のものなど。
可愛いクッキーの写真やイラストを参考にして、手持ちのフェルトで再現できそうなものを考えたのですが結構大変です。
私はこの作業が1番時間がかかりました。
次にクッキーの土台にトッピングや模様を縫い付けていきます。
基本は縦まつり縫いです。
クラッカーやアーモンドチョコクッキーの模様は刺繍で表現しています。
丸いクラッカーは薄茶色刺繍糸4本取りし、フレンチノットステッチを。
長方形のクラッカーは同じ糸を3本取りでストレートステッチ。
チョコアーモンドはクリーム色の刺繍糸を3本取りでストレートステッチをしました。
また、写真を取り忘れましたが、アーモンドクッキーのアーモンド部分にも刺繍をしています。
チョコチップクッキーはボンドで仮止めをしておくと、バランスが取りやすく縫い付けるのも簡単になります。
お次はフェルトの中に入れるプラ板をカットしていきます。
フェルトの中に収まるようにひと回り小さくなるよう切りましたが、思っていたよりも収まってくれないので中に入れる段階で調整しています。
最後に、カットしたプラ板を間に挟んで2枚のフェルトを縫い合わればクッキー部分は完成です。
私はブランケットステッチにしましたが、巻きかがり縫いでもおそらく大丈夫です。
扱いやすいので大体のものは刺繍糸で仕上げていますが、格子模様のクッキーなどは辺の部分が2色に分かれているので、透明糸を使用しました。
今回作ったクッキーは、
・チョコと抹茶のアイスボックスクッキー5種
・ジャムクッキー3種(苺・オレンジ・ブルーベリー)
・クラッカー2種
・ハートクッキー2種
・チョコチップクッキー
・アーモンドクッキー
・アーモンドチョコクッキー
の15種類です。
1枚1枚はそれっぽくなくても、たくさん集まると割とクッキーに見えますね。
そして肝心のクッキーを落として入れる容器はこちら。
皆さん大好きビスコの保存缶です。
最初はタッパーに動物やキャラクターの顔を貼り付け、お口の中にクッキーを入れるようなデザインにしようかと思ったのですが、なかなかいいキャラクターが思い浮かばず。
なんとか思いついたクッキーが好きなキャラの筆頭格を、我が子が好きになってくれる保証もなく・・・
クッキー好き筆頭格の彼 item.rakuten.co.jp
悩みながらキッチンに向かったところ、普段から調味料入れとして使用していたビスコ缶が目に留まりました。
これこそクッキーを収納するのにふさわしい容器だ・・・!
早速クッキーを落とすための穴を開けていきます。
直径が一番大きな丸型のクッキーがストンと落ちるくらいの大きさにカッターで穴を開けます。
最初は小さめに切り抜き、少しずつ調整してください。
長方形のクラッカーは横向きでは入りませんが、方向を変えて入れる事自体が子供の考える練習につながるので問題ありません。
最後に切り口をビニールテープで覆って完成です!
どうでしょうか。なかなか可愛くできたのではないでしょうか。
少なくとも私は、最初に作りたいと思ったままのものを作れて大満足です。
コイン落としとして遊ぶだけでなく、クッキー単体をおままごとで使用することもできると思います。(本物のクッキーと比べて多少厚みが足りないですが・・・)
制作には少し時間がかかりますが、もしよろしければ作ってみてください。